3回の顕微授精で妊娠できた!正常形態率が悪くても双子を授かれます!

現在の基準では、正常形態率は4%以上が妊娠に必要なラインです(WHO基準)。ただ、この基準は“あくまで目安”的な側面もあります。

この記事では、実際に、正常形態率が悪くても授かった人の体験談をご紹介しながら、正常形態率の基準についてもまとめてみました!

正常形態率が低いけど妊娠できた!体験談紹介!

正常形態率が低くても妊娠できたという体験談があります。3回に及ぶ顕微授精

具体的な数字ははっきり覚えておりませんが、うちも男性不妊が主な原因で顕微授精を3回しました。

1回目と2回目はかすりもせず、ようやく3回目で妊娠。現在、双子を授かり6ヶ月目になりました。

確か、精子数は通常でしたが、奇形率が80%くらいで運動率もかなり悪い(ほとんど動いてない)状態でした。

引用元: 精子の奇形率(正常形態率)の変動について
不妊治療の広場218933|不妊・妊娠・出産・育児-女性の為の健康生活ガイド『ジネコ』

奇形率80%ということは、正常形態率は20%以下になります。正常形態率は、4%以上あれば妊娠可能最低ラインです(WHO基準)。

この方の場合は、正常形態率だけでなく、運動率も悪かったという原因もあります。精子の状態を判断するには、どれか1つの項目だけでなく、全体的に数値を気にするのが重要です。

人工授精や、顕微授精では、妊娠しやすい精子を選んで(濃縮)して使用します。とはいえ、より成功率を上げるためには、状態の良い精子が数多くいることが重要なのは間違いありません。

精子の状態を良くする栄養素とは?効率的な摂取方法とは?

正常形態率とは

正常形態率とは「妊娠可能な精子がどれくらいいるか?」を示す数値です。



WHO(世界保健機構)では、妊娠に必要な最低限の正常形態率は4%以上だと報告しています。

WHOが提示する精子検査の基準値とは?

1回の射精あたり、どれぐらい精子がいて、そのうち正常な精子は何%いるのかを示しています。クルーガーテストという方法で測定するのが信頼性がある方法です。

かつては、「奇形率」という表現もされていましたが、ネガティブな響きのためか、最近は正常形態率という表現に変わってきています。

正常形態率は何パーセント以上必要?

妊娠に必要な精子の性状形態率は4%以上です(WHO基準)。

WHO(世界保健機関)では、男性不妊に関する研究もされていて、その結果正常形態率は4%以上必要という結論に落ち着いています。

ただし、この基準以下だと絶対に妊娠できない!という断言できるものではなく、不妊の男性に多く見られる傾向だったというとらえ方でOKです。

なので、正常形態率が4%より少なくても、妊娠できないというわけではありません。

正常形態率が低いと奇形児が生まれるの?

正常形態率が低いと奇形児が生まれる?という疑問を持つ人が多いようですが、それは違います。

「正常形態率が低いということは、奇形精子が多いということで、奇形児が生まれやすい?」と心配になる気持ちも分かります。

ですが、奇形精子では受精卵になりません。卵子の中心部にたどり着くこともできません。受精卵となったからには、正常な精子であったということがいえます。

ちなみに、どの男性にも必ず奇形精子は存在しています。その割合が高いか低いかという違いだけです。

正常形態率を改善する方法!

正常形態率が悪い場合は、どの病院でも人工授精や顕微授精、体外受精をすすめられます。現状、劇的に正常形態率を改善する治療の情報はありません。

薬やサプリでなんとかならないの?と思いたくなりますが、早い段階で人工授精をすすめられているのを見ると、その方法は難しいと言わざるを得ません。

ただ、人工授精を行うにしても、最低限、正常形態率以外の数値は良い状態にしておくべきです。

特に、精液量や運動率、精子濃度などは、食生活やストレス解消で対応できる可能性があるからです。

まとめ

現状、正常形態率を劇的に改善する方法はありませんが、妊活するうえで、健康状態を良好にしておくことは重要です。

正常形態率が悪いのは仕方がないとして、せめて他の部分での努力は必要なのです。