「正常形態率が1.6%でも、精子の数が十分だから、4周期はタイミングを取ってみましょう」

実際に、精子の正常形態率が悪い方の体験談をご紹介します。

「精子の数は1億以上あるね。正常形態率は1.6%ということで、基準の4%よりも低いね。でも精子の数があるから、タイミング取ってみよう」

このような見解もあります。

精子の検査で、何か1つの項目が悪いと、非常に不安になります。でも、1つの項目だけを見るのではなく、全体を見てみることが重要です。

正常形態率が低くても妊娠した体験談

実際に正常形態率が2%でも自然妊娠した方の体験談をご紹介します。

まりんさん(32歳)

うちは旦那さんの精子が正常形態率2%という状態でも自然妊娠しました。

正直、最初はかなりへこみました。旦那さんもがっくりきていて、しばらく口を聞かなかったのを覚えています。

先生にも、「正常形態率は低いけども、精子の中の2%には、卵子に届くわけですから、自然妊娠が絶対に無理だという意味じゃないですよ」と励まされたものの、2人してがっかりしていました。

最終的には、排卵誘発剤を使用して、タイミング法で半年で自然妊娠できました。これには、旦那さんも私も大喜びでしたね。

このように、正常形態率が悪くても、自然妊娠したという体験談は心強いです。

精液検査の基準値を再確認

ここで、精液検査の基準値を再確認します。

 

精子検査 正常値にする

たとえば、正常形態率が悪くても、運動率と、精子数があれば、十分に自然妊娠の可能性があります。

むしろ、重要なのは、運動率の方です。いくら数が多くも、卵子に届く能力の無い精子では妊娠はできないわけですからね。

そして、運動率の向上は、日常の生活習慣、食事、サプリメントで向上が期待できます。

運動率が10%でも自然妊娠!運動率改善方法あり!

正常形態率が低いと、奇形児が生まれる?

正常形態率と奇形児には、何の関連も無いというのが、実際のところです。

いまでこそ、正常形態率という言葉が一般的ですが、かつては「奇形率」という言葉で表現されることが多かったです。一部では、まだ奇形率という表現のところもありますね。

奇形率、つまり正常形態率と奇形児の出生には、何の関連も無いというのが実状です。

精子に奇形が多い(正常形態率が低い)と、まず卵子に届きません。届いたとしても、受精卵にまで成長できないのです。

なので、奇形な精子は、受精卵になるまえに、自然とハジかれると考えてください。

奇形率という言葉が正常形態率に置き換わったのは、奇形児を連想させるからという理由もあります。

正常形態率が低い、奇形精子が多い、ということで、奇形児が生まれるのでは?というのは、無用の心配ということです。